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T-REX TB70 インデックス [T-REX TB70]

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ALIGN T-REX TB70 です。
Top Combo (ブルーバージョン)相当のものを手持ちメカで組み立てました。

軽量かつ頑丈に出来上がっています。
設計思想的には、GOBLIN RAW シリーズに近い(そっくりなところが多い)ですが、形は似ていてもフレームなどはかなり違った構造になっています。

フレームまわりは精度が高く、今までの ALIGN シリーズでは一番の出来かと思います。
(3Dできないのでその辺りはわかりません。)

もし、TB76 とかが出たら、そのテールパーツを使えば大型化もできそうですね。

ところで、クラス最軽量と謳っていますが実際の重量(体重計で測定)は、バッテリー無しで約 3.5Kg でした。
GOBLIN RAW PIUMA は 3.1Kg でした。こちらはカタログ重量は 3,150g なので大体スペック通りですね。
ただし、12セル専用機なので、どちらかといえば GOBLIN RAW 700 と比較するべきですね。
(12セルの700クラス以上のモーターでぶん回しても大丈夫な機体として)
GOBLIN RAW 700 のカタログスペックは 3.7Kg なので、PIUMA よりは重いが RAW 700 よりは軽いということになります。
いずれも、飛ぶ状態に整備してバッテリーのみ抜いた重量です。
ということで、T-REX TB70 はモーターの KV値を変えて、PIUMA と同じローター(ちょっと軽いみたい)を使っても6セルで飛ばすのは厳しいという結果になりました。


ローターヘッド
アッパーフレーム
メインシャフトギヤブロック
アッパーフレーム2
ロワーフレーム
サーボマウント
テールローター付近
全体



全体 [T-REX TB70]

下の“google.png"のアイコンのところに元サイズの写真があります。

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キャノピー付近です。
ALIGN のキャノピーっていつもペラペラで箱から出した時点で少しひび割れている事がほとんどでしたが、この機体のキャノピーは比較的しっかりした作りになっています。(シルフィードの様な頑丈なものを想像してはいけません。)
取り付けには少しコツがあります。
ローターヘッドの少し下側くらいまでキャノピーを持ち上げて奥に入れます。
そのあとでキャノピーを下ろし、前側(スキッド)の取り付け部にはめ込みます。
最後にキャノピーナットのところをはめます。

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それでも若干擦れるので、ガード(ゴム)を施しました。JR のカーボンのエッジガードだったと思います。GOBLIN のキャノピー用の部品としても販売されているはずです。

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ジャイロ搭載部分。アンテナホルダーは ALIGN の独自形状。

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サーボ搭載の様子。
ホーンは SAB GOBLIN 用。真ん中の穴位置でも結構過敏なのでさらに内側にしています。(スポーツフライト用)
GBLIN RAW のように、サーボを搭載するとモーターの取り付けに苦労する or モーターを取り付けるとサーボ搭載ができないという矛盾が無く、どちらからでも大丈夫でした。フレームが大きめなので余裕があります。

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KOSMIK を搭載しても十分な大きさの ESC マウント。
ハード 3D なら、これくらいか ALIGN HOBBYWING の 200A が必要なのでしょうか。

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バーチカルフィン。

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テールローター側。
マニュアルに書かれている、ベルトの掛け方は正しいですが、回転する方向を表した矢印は向きが逆だと思っています。ローターとテールの回転方向を確認しながら取り付ければ間違えることは無いと思いますが。

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ボディ右側。

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ボディ下側。

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全体を斜め前方から。


“google.png"

テールローター付近 [T-REX TB70]

下の“google.png"のアイコンのところに元サイズの写真があります。

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テールローター関係です。手前に見える方が大体新設計。
テールピッチスライダーの動作メカニズムは従来設計のもの。

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本体の方にテールベルトを先に掛けておいて、後からここに掛けて組み立てるようです。
先にこっちをベルト入りで組んでしまっても、前側のベアリングブロックを外せば組み立てられます。
そっちの方が楽そう。

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ALIGN のテールピッチスライダーは袋出しの状態ではするする動きますが、一通り組み立ててロックすると渋くなったりします。450 なんかは、根本の方をしっかり絞めると渋かったんですが、こちらは大丈夫ですした。そのかわり、テールローターハウジング付近のネジ(金色のプラスネジとその隣のキャップスクリュー)は、しっかり締めると渋くなりました。
強めのロック剤と緩めの締め付けとしました。中のカラーをも少し長くして欲しいな。
次は組み立てた状態の各部の写真です。


“google.png"

サーボマウント [T-REX TB70]

下の“google.png"のアイコンのところに元サイズの写真があります。

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スワッシュのサーボマウントです。エルロン/ピッチサーボが水平に取り付けられます。水平出しがわかりやすいですね。キャノピーが余裕のある大容量なのでこの配置にできるのでしょう。

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エレベーターサーボの上にアンチローテーションブラケットが付きます。内側は樹脂になっています。
(以前からそうですが)ブラックで段差の無い作りになっているので精巧感ありますね。

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ラダーサーボのマウントはこのような形状。
ただし、取り付け方を違っているので注意。マウントを取り付けるフレームを逆にしてたみたいです。

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本来の取り付け方はこう。

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ただし、FUTABA のサーボ( HC500 や BLS272 )だとロワーフレームに干渉してしまいます。
カーボンのブラケット(以前の機体のもの)を一枚挟んで干渉しないようにしました。
ALIGN サーボが前提の専用設計はやめてほしいです。( 550X もボディに干渉した)


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ロワーフレーム [T-REX TB70]

下の“google.png"のアイコンのところに元サイズの写真があります。

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前側です。ボディーキャッチも同じような形状。
GOBLIN 来たら付け替えて比べてみようかな。

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パネルとしては幅広くして、肉抜きをしてあります。樹脂パーツで囲った分だけ剛性はあるか。

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後ろ側です。ネジを受ける部分の三角のパーツもそっくりですね。
脚の樹脂部分は少し厚みがあり丈夫になっています。
ネジ穴が空いている部分は GOBLIN では受信機バッテリーマウントになっています。(TB70 では付属しませんでしたが。)


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アッパーフレーム2 [T-REX TB70]

下の“google.png"のアイコンのところに元サイズの写真があります。

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メインシャフトのブロックが小さい(背が低い)代わりに、フレームが大きくなっています。
加工精度は高そう。

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テールベルトのガイドローラーは、これもまたほぼ同じ構造(同じ部品を使っているのかと思いました。)。

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ESCを搭載する場所は余裕があり、ALIGN の 200A だけでなく、KONTONIK の KOSMIK をのせても大丈夫な大きさ。マウントがもう少し幅広だと良いのですが、ケーブルの取り回しの柔軟性を考慮した?

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ジャイロマウント。ちょっとネジの位置が邪魔ですが、後方にアンテナガイドが付きます。
CGY750 のような二分割式のジャイロや、外付け受信機を搭載する余裕もありそうです。
設計の考え方似てますね。


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メインシャフトギヤブロック [T-REX TB70]

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GOBLIN RAW だとここはギヤボックスになっていますが、こちらはベアリングブロック。ギヤはフレームの下の方に着く従来の構造。組み立てがちょっと面倒な構造になっています。(後述)

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溝がまっすぐなギヤは両方ともベルト駆動で、上がモーターベルト、下がテールベルトがかかります。
真ん中のスパイラルギヤがメインシャフトのギヤと組み合わさります。
下の二つはシャフトにねじ込み式でベルトの回転方向に締まる(通常のネジと逆)ようになっています。
テールローターを逆回転させたら抵抗無く回りだしたので驚きました。
ロックするなどはマニュアルに書かれていないのでどうかなと思いましたが、ロックしたらメンテナンスの時も外れ無さそうなので固定はしませんでした。


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アッパーフレーム [T-REX TB70]

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フレームは少し大きめ。
バッテリートレイのレールなどは樹脂製になっています。
ロワーフレームをナイロンナットで固定する方式は同じになっています。

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ギヤシャフトとメインシャフトの軸受があります。
メインシャフトはフレーム直下に突き出てくる構造(従来と同じ)。
テールベルト方式でガイド類は部品の形状が一部異なりますが、全く同じ方式。
ガイドローラーのスプリングの強さをどのくらいで固定すれば良いかマニュアルには全く指示が無いので、今止まっている位置で固定しています。テールベルトをあまりピンと張るつもりは無いので、少しテンションがかかればいいかなと。


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ローターヘッド [T-REX TB70]

制作記事では無いのですが、特徴的なところを紹介していきます。
TB70 の構造、全体的に GOBLIN RAW そっくりで、ALIGN 独自の部分は以前よりある設計の部分です。GOBLIN RAW の設計と ALIGN の良さが両方出ているといいのですが、検証していきます。

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これはそんなに変わりませんが、樹脂部品以外のところは 700X より高精度になってますね。
最近の ALIGN の機体、組み立てた状態でロックしてありません。しかし変なところがロックされている。
スピンドルの片方だけロックしてどうするのか。ロックしてあるのか、錆びてるだけなのか外れないので確かめようがありません。ということでスピンドルシャフトごと交換です。念のため。

組み立てた状態で袋に入れてあると、ベアリング類が錆びるのでやめて欲しい。ちゃんと前のようにスラストベアリングなどは袋に一個ずつ入れて欲しい。
コスト削減なんだろうな。

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スワッシュはあまり変わりませんでした。


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S-HC500 [サーボ]

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双葉電子工業のサーボ、S-HC500 です。
BLS272SV の実質的な後継サーボのよう。
スワッシュ用ですが、ひとクラス上は HPBLS-HC701 。

スポーツフライトなので ALIGN TB70 ( T-REX と言わないのか、機体には T-REX の文字が)に使います。