FUTABA MC-9130H/A のログ解析 [アンプ]
ESC のログを見てみました。
テレメトリーに対応している送信機だと、SD カードにログが記録されます。
テレメトリーログコンバーターで CSV ファイルに変換して、双葉のサポートの方に質問をしながら解析をしました。
ログに出力される項目は以下となっています。
CURRENT:
現在の電流値です。単位アンペア(A)
CAPACITY
これまでの消費電流値の合計です。単位ミリアンペア(mAh)
ROTATION:
ローター回転数を計算する素データです。
ROTATION÷ギヤ比÷モーターポール数で回転数が出ます。
KONTRONIK とはポール数の考え方が違います。
(KONTRONIK÷ギヤ比÷モーターポール数/2)
MOTOR_TEMPERATURE
モーターの温度
FUTABAのESC(MC-9130H/A)では測定できない項目です。
VOLTAGE
現在のバッテリー電圧です。
THROTTLE
スロットル開度です。(スティック位置ではなくスロットル
カーブで指定した値が表示されます。)
90%充電でフライトしたので、12セルですが電圧は低めにスタートしています。
ローター回転数はだいたい感覚的には合っていると思います。
スロットル開度はピッタリ(小数点未満切り捨て)でした。
消費電流は送信機と表示される値と合っているような気がします。(確かめなかったけど)
不思議なのは電流値です。
どう考えてもアイドルアップ時は 100A 前後は行くと思うのですが、MAX 62A でした。
半分くらいの値なので、何か係数を掛けるのか FUTABA のサポートの人に聞いてみましたが、ESC で処理している電流値がそのまま出るそうです。本当にこの値ならもう少し小さい ESC でも良さそうですが、KOSMIK のログでは倍くらい出ていたので小さい ESC にはしない方が良さそうです。
T-REX TB70 製作インデックス [T-REX TB70]
T-REX TB70 オレンジバージョンの製作インデックスです。
今回は純正モーター付きです。
ブルーバージョンはこちら
アッパーフレーム
アッパーフレーム その2
アッパーフレーム その3
サーボ&ジャイロ
モーター&ESC
ヘッド&スワッシュ
テール
スキッド&ロワーフレーム
テールリンケージ
メカ搭載
メカ搭載 [T-REX TB70]
サーボ&モーター以外の残りのメカ搭載です。
ESC 固定しました。両面テープ+ナイロン結束バンド。
ESC は 4mm コネクターなので、4mm → 5.5mm のアダプターを作成しました。
配線はサーボ(スワッシュ系)とラダー&電源系に分けました。
ジャイロは配線を前側にして、サーボの延長ケーブルを使わない方式にしました。
ジャイロのアンテナ線の皮膜部分がアンテナマウントに片方入らなかったので、ノイズレスパイプで誘導しました。
アンテナ線は皮膜から出た部分だけが有効なアンテナ部分(皮膜のある部分は同軸ケーブルなので電波を拾わない)だそうなので、有効部分を適切な角度に分けて配置しています。
最近、2.4GHz が主流になったため、機体のキットにノイズレスパイプが付属しなくなって久しいですが、KKHOBBY さんなどで取り扱っていました。
空き地で全体撮影。
オレンジバージョンですが、スポーツフライトだと横から見ることが多いため濃いブルーに見えますね。
3Dをする人には視認性の良い(黄色はもっと良いかも)ボディだと思います。
ESC 固定しました。両面テープ+ナイロン結束バンド。
ESC は 4mm コネクターなので、4mm → 5.5mm のアダプターを作成しました。
配線はサーボ(スワッシュ系)とラダー&電源系に分けました。
ジャイロは配線を前側にして、サーボの延長ケーブルを使わない方式にしました。
ジャイロのアンテナ線の皮膜部分がアンテナマウントに片方入らなかったので、ノイズレスパイプで誘導しました。
アンテナ線は皮膜から出た部分だけが有効なアンテナ部分(皮膜のある部分は同軸ケーブルなので電波を拾わない)だそうなので、有効部分を適切な角度に分けて配置しています。
最近、2.4GHz が主流になったため、機体のキットにノイズレスパイプが付属しなくなって久しいですが、KKHOBBY さんなどで取り扱っていました。
空き地で全体撮影。
オレンジバージョンですが、スポーツフライトだと横から見ることが多いため濃いブルーに見えますね。
3Dをする人には視認性の良い(黄色はもっと良いかも)ボディだと思います。
テールリンケージ [T-REX TB70]
最初に垂直尾翼を取り付けておきます。
テールブームブレスが無くなったので水平尾翼自体もありませんね。
テールパイプサポートの後ろ側に突き出ている2本のネジを均等に締めながらテールベルトの張り具合を確認します。
テールベルトのガイドが並行になるまでとのことですが、ガイドローラーの固定位置(アッパーフレーム その2:5枚目の写真)によって貼り具合は変わってきます。
3Dする人でベルトをキツめに張っておきたい場合は、スプリングで止まっている位置で固定すると良いと思います。通常のスポーツフライトならば多少緩めの方がテールの消耗が抑えられます。
インパクションE12 などはゆるゆるにしています。キツめに張った場合は、テールシャフトとベアリングは消耗品と考え、早めの交換がおすすめです。GOBLIN なんかは結構消耗していました。
テールのリンケージロッドは接着済みなのでボールリンクを取り付けます。いっぱいに締め込んで丁度いい長さでした。(私はテールベルトを緩めにしたのでリンケージロッドが若干長めになっています。)
他の ALIGN 機と同じく真ん中あたりに金属パイプを接着。
テール側のホーンが短めなので、サーボホーンもあまり外側の穴じゃない方が良さそうです。
最後にロッドガイドを取り付けます。
結構ネジ強めに締め込まないとロッドが外れてしまいます。
CGY755 [ジャイロ]
スキッド&ロワーフレーム [T-REX TB70]
テール [T-REX TB70]
テールはこの状態で入っています。袋を小分けにするのを避けた徹底したコストダウン。
テールローターのシャフト(スピンドル)も片側固定されています。
スラストベアリングもいつもの構成でグリスは塗布されていますが、念のためにグリスアップ。
テールローター付近の小さいネジは高強度のロック剤で少し緩めに締めています。
説明書ではこの状態までで取り付けることになっていますが。
本機はベルトを組み込んでいます。
テールベルトを通して、テールベルトクリップで固定します。
テールパイプが太めなので、ベルトは2/3くらい通して上下に振れば自然に反対側から顔を出します。
固定したところ。
テールブームマウントを取り付けます。
飛び出ているネジ2本は先端が出っ張らないところまで緩めておきます。
モータープーリー下のベアリングブロックを外してテールベルトを通します。
この時メインシャフトも上側に持ち上げておきます。
ベアリングブロックを取り付けます。
モーターのベルトも張って、モーターマウントも固定しておきます。
メインギヤです。
この面が上です。3Dやる人は消耗品らしいですよ。100フライトで交換だそうな。
メインギヤをメインシャフトに通して固定します。
以前の機体よりずっと取り付けが簡単です。
ヘッド&スワッシュ [T-REX TB70]
ロータヘッドです。
相変わらず片側だけロックされています。前回の機体(ブルーバージョン)はスピンドルを取り替えてみたのですが、その後片側のネジはロック剤が入ってそうなことを確かめました。今回は残りの方をロックする予定です。
一応、スラストベアリングもグリスアップされているようですが、この状態にグリスを追加しました。
ローターが回転するとグリスはあらかた飛んでしまうのですが。
全てロックした状態。細かいネジも緩く締めてあっただけなので、忘れないよう注意が必要です。
スワッシュです。
ロック漏れが無いように全てゆるゆるにしてあります。
ロック済み。
メインシャフトです。太い方が上。
オイルが付いているので、袋の上で。
エナジーパワー社によると、シャフトはグリスでは無くオイルを塗布して下さいとのこと。
私はベルハンマーを塗布。
付属のワッシャは消耗して緩くなってきた時に使います。隙間はなさそうだったので使用しませんでした。
スワッシュと。
ローターヘッドと。
ラジアスアームを付けたところ。
この段階でメインギヤ無しで機体に仮付けします。(テールベルトを通す時に邪魔なので)
リンケージロッドはボールリンクが取り付けてありますが、多少調整が必要です。
加工のある方を上にした場合、ボールリンクを上下とも時計回りに回すと広がります。
ロッドをレンチなどで押さえ、ボールリンクは付属のツールで回します。
私はこの段階でピッチ調整まで実施しました。
両ローターの微妙なピッチのズレは、ロッドを回して調整します。
あらかじめロッドの上下を揃えておかないと、調整の時に回す方向が異なり面倒です。
モーター&ESC [T-REX TB70]
ESCは FUTABA MC-9130H/A をフロントに仮固定しています。モーターとの接続コネクターが異なっているのでアダプターを作成したら固定します。
ESCをしばらく GOBLIN PIUMA と併用しているのでアダプターを作成します。
モーターは KIT 付属の RCM-BL850MX 540KV (4535)です。
490KV ではありませんでした。
ポール数は 10 、メインギヤのギヤ比は 9.38 です。
モーターシャフトの先端に溝が切ってあるので、ここが目安かなと思ったのですが、ギリギリまでピニオンを下げないとメインベルトプーリーとピッタリ合いませんでした。
このぐらいの感じになります。
テールベルトを後から取り付けるため、モータープーリーの下のベアリングブロックを外すのでモーターはゆるく固定してあります。
モーターのケーブルはフレームの中に余裕があるので
サーボ&ジャイロ [T-REX TB70]
スワッシュサーボマウントです。ピッチ&エルロン。
ホーンにリンクボールを取り付けています。
これは SAB GOBLIN 用です。付属のリンクボールは ALIGN のアルミホーンに特化していてネジ部分が短いためリンクボールも GOBLIN 用を使っています。(若干太いのでキツめになっています。)
GOBLIN も 3D 機なので強度は十分にありますし、万が一堕ちた時にホーンが割れてサーボにダメージがいくことがかなり防げます。
取り付けは ALIGN の方がやりやすいと思います。
マウントに取り付けたところ。水平出しがしやすいですね。
SBUS サーボなので送信機の SBUS サーボ機能を使って真ん中に設定しています。
ホーンを色々取り替えて、真ん中に近いものを使いジャイロのサブトリムで調整する方法もあります。
サーボマウントを本体に取り付ける間のパーツ(サーボマウンティングブロック)は、メインシャフトベアリングブロックの方に取り付けておいた方が圧倒的に作業が楽です。(フレーム その3 の記事の8枚目の写真)
前回は、サーボマウントの方に取り付けていたので、本体下からドライバーで大変でした。
エレベータサーボマウントです。水平出しは同じに。
取り付けはこのように。
ラダーサーボマウントは先に取り付け済みなので、ラダーサーボを取り付けます。
標準のサーボだとロワーフレームにサーボのお尻が干渉するので、サーボとマウントの間に手持ちのサーボプレートを一枚入れています。干渉具合を確認して進めて下さい。ロープロファイルサーボだとこの心配がありません。ALIGN の標準付属サーボはどうかはちょっとわかりません。
ジャイロマウントです。
先端の方のネジはテールブームブロックの方についています。
私は今回ジャイロの向きを前回とは逆にして、サーボの延長ケーブルを使わない状態にしたいので、干渉しそうなネジをボタンヘッドのタイプにしました。
いずれにしても3本ともジャイロには直接干渉しないが、邪魔なところにあるのは事実なので、腕のある方はネジ穴をテーパーに削って皿ネジにすると良いと思います。
ジャイロを仮止めしました。メカ設定用にケーブルの差し込み位置をとりあえず後ろにしています。
スワッシュサーボの位置関係です。