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HK-4530-540 シャフトの交換 [モーター]

SCORPION モーターの分解、組み立てについてはあまり詳しい話は見つからなかったので掲載しておきます。
組み立ての話しですが、逆に読んでいただければ分解にも応用できるかと思います。

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シャフト購入しました。シムワッシャー、C形止め輪(スナップリング)も購入しましたが、シャフトに付属するもので間に合いました。HK-45 という 45XX シリーズ用のシャフトです。
長さが色々あるみたいで、オリジナルのモーターに組み込んであるものは、太さ 6mm 、長さ(出てる部分)27mm というものです。
太さ 8mm のものを購入すると GOBLIN シリーズにはスペーサーを使わずにピニオンが付けられるので具合良さそうですが、シルフィードにも使うので同じサイズにしました。
GOBLIN キットに付属のピニオンは 8mm に 6mm スペーサーが付属していますが、別売りで 6mm モーターシャフト用のもありました。

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モーターの缶(磁石のついた)の方にシャフトを取り付けます。芋ネジとシャフトの切り欠きを合わせて差し込みます。
途中まではスルスル入りますが、後半は多少たたかないと入りませんでした。

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モーターシャフトはシムワッシャー1枚分くらいはみ出させますが、これではちょっと難しいので、

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1mm くらい出しておきます。

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シムワッシャー(薄い歪んだ輪っか)を入れます。

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厚手のワッシャーを付けた丸ねじでねじ込みます。

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私はその後叩き込みました。
最初からシムワッシャー一枚ぶん出しておいて取り付けるのでももちろん構いません。シムワッシャーをセンターに持って来てあれば。

SCORPION のモーターには、4530 シリーズのようにネジが付くタイプとつかないタイプもあります。

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シャフトにもシムワッシャーを入れます。2〜3枚くらいで調整します。

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内側の缶にベアリングを入れます。

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ベアリングは抜け落ちたりしない構造になっているため、空回りしない程度にロック剤を使用します。

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マウント側のベアリングの様子。

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シャフトを通します。
(磁石の力で強力に引っ張られます。)

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シムワッシャーを一枚入れて、

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C形止め輪(スナップリング)を上から入れます。(横からでないところがミソ)

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親指と人差し指で上から押さえながら、器具で輪を広げてパチンと入れます。
SCORPION のモーターは、スナップリング付近に多少の遊びがあります。
(外缶と内缶が多少ずれて動きます。)
どのくらいの遊びかは、分解する前に把握しておいたほうが良いと思います。
最後にシャフトのイモネジを3個止めて終わりです。

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C形止め輪(スナップリング)を広げるのは、専用工具(スナップリング外し)があれば便利ですが、私はユニバーサルリンク外しを使いました。ちょっとコツが必要です。広げなくちゃいけないので。
先の方をスナップリングに上手くかけて広げます。
取り付ける時は広げながら指でスナップリングを押さえます。
逆に外す時は、両手でユニバーサルリンク外しを持って、スナップリングを広げながら上に寄せると外れます。
慣れると、スナップリングをダメにしなくても外せるようになります。


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